ごあいさつ

気分障害

 一時的な気持ちの落ち込みは誰しもあるものです。それが2週間以上続く場合を言います。最初は趣味等、今まで楽しかったことが楽しく感じなくなったり、新聞を読む等普段してたことをしなくなります。疲れやすさ、不眠や不安、食欲不振、頭痛や耳鳴り等身体の症状、性欲減退などの症状が出てきます。

 治療は休養と薬物療法です。薬物療法で落ち着くことも有れば、家で休めず、入院が必要になることもあります。

 もう改善しないと思い、死にたい気持ちになる方もいます。気持ちは変化するものです。一時的な気持ちで行動に移さないようにしましょう。死にたい気持ちが強まっている時は必ず医療機関に相談しましょう。自分の行動に自信がない時は草津病院等、精神科救急の入院も出来る医療機関に受診されても良いかもしれません。

 うつだけでは無く、躁状態になることもあります。気分の高揚が続き多弁、不眠、いろいろなことを思いつく、怒りっぽくなる、浪費する等の症状がある方はお早めに受診しましょう。自分では無く家族が先に気がつくことが多いです。家族に促されたら受診しましょう。躁の時には困りませんが、後から後悔される方が多いです。